
転職エージェントって悪い噂をよく聞くから使わないほうが良い?



無理やり転職させられたりしない・・・?



無料で本当にアドバイスしてくれるの?
転職するなら、絶対失敗したくないですよね。
転職エージェントは無料なので使うメリットが大きいですが、残念ながらデメリットもあります。
知らないと、デメリットの沼に落ちてしまうことも…。
実は、転職エージェントのデメリットは知識があるだけで全て回避できます。
なぜなら、エージェントはあなたの使い方次第で状況をコントロールできるからです。
私は20代で2回転職を経験しています。
2回とも転職エージェントを使って転職し、その過程でエージェントに対して嫌だなと感じた経験をいくつかしました。
このサイトは、ゲーム好きな私がゲームをする時間を命掛けで得るために、転職活動をした経験を元に発信しています。
ブラック企業に搾取されて、ゲームやる時間が確保できなくて悩んでいる『あなた』のためのサイトです。
ゲーム、アニメ、マンガ。全力で楽しんでも良いじゃない。ヲタクだもの。
この記事では、そんな私の経験を元に転職エージェントのデメリットと、その華麗な回避方法を解説します。
この記事を読むと、転職エージェントの上手い使い方が分かって、転職エージェントで失敗することがなくなります。
結論、転職エージェントのデメリットは以下の3つです。
- 担当に当たり外れがある
- 自分のペースで転職活動しにくい
- 内定承諾を迫られ場合がある
このデメリットは大きいと感じるかもしれませんが、それでも私は転職エージェントを使うべきだと思っています。
転職エージェントの仕組み


デメリットを解説する前に、エージェントの仕組みを知っておくことで理解しやすくなるので解説します。
転職エージェントは、利用者(=あなた)は無料で使えます。
無料で使えますが、エージェントの人たちはボランティアではありません。もちろんビジネスでやっています。
あなたは無料で利用できますが、採用した企業がエージェントに報酬を支払います。
つまり、あなたが内定を獲得して転職しない限り、エージェントは報酬が発生しません。
早く報酬を獲得したいがために、利用者の意見を無視してとりあえず受かりそうな企業を勧めてさっさと入社させてしまおうと考えているのが悪質なエージェントの典型例です。
ここまで極端な例は少なくなってきてますが、エージェントもビジネスなので、利用者を転職をさせることを目標にやっています。
彼らも売上という数字に追われて仕事していると考えると、同情してしまいますね。
このことを理解していれば



この担当は俺をどこでも良いから早く転職させたいんだな・・・



私のキャリアについて真剣に考えてくれている!
と、良いエージェントと悪いエージェントの違いを察せるようになります。
極端に警戒しすぎると、担当者との信頼関係ができなくなってしまいますが、このことを少し頭の片隅に置いてエージェントを使うことで、上手くデメリットを回避できます。
担当に当たり外れがある


エージェントの規模によりますが、キャリアアドバイザーは複数人います。
当然、経験豊富で知識がたくさんあって的確なアドバイスをくれる方もいれば、自分の数字(成績)のことしか考えない人もいます。
これに関しては、名前をあまり聞かないエージェントを基本的に使わないことで、ある程度回避できます。
では大手なら安心かというと、残念ながら大手でも当たり外れがあります。
この担当の当たり外れが、私がエージェントを使う上で1番ネックだなと感じています。担当者ガチャです。
- 入りやすい企業ばかり勧めるなど、転職者の希望を無視
- アドバイスがあやふや
- 強引に応募させようとしてくる
エージェント自身の成績のことしか考えてないと、上記のようなことが起こってしまいます。
私たちは的確な求人紹介やアドバイスを求めて登録しているので、ミスマッチが起きて「エージェントはク○」という評判が広がってしまうわけですね。
対策:複数エージェントに登録する
エージェントガチャの対策は簡単です。複数登録して、比較検討しながら良い担当をみつけてそこだけを使えば解決です。
物を買ったり、なにかサービスを申し込むなどする時、相見積もりという複数サイトで比較した経験はあると思います。
それと同じで、エージェントも比較検討することで自分に合ったキャリアアドバイザーが見つかりやすくなります。
同じエージェントでも、たくさんのキャリアアドバイザーがいます。
ベテランから新人、あなたとの相性・話しやすさなんかも担当によって大きく変わってきます。どうせなら話しやすい担当者が良いですよね。
もし担当者が気に入らない場合は、変更してもらうことも可能です。
しかし、エージェントによって申請の仕方が違ったり、直接担当に連絡しなければならない場合もあって正直面倒です。
気に入らない担当者に「担当変えてほしい」という勇気は中々でませんよね。少なくとも私にはありません。
複数エージェントに申し込んでおけば、気に入らない担当は放置して別のエージェントを使うことができます。
そうすることで、担当者問題は簡単に解決します。
おまけ程度ですが、エージェントによって求人も違うので、良い求人に巡り会える確率もあがります。
- 比較検討するため
- 担当ガチャの事故を防ぐため
- 求人の母数を増やすため
担当の当たり外れのデメリットを消しつつ、他のメリットを得られるので複数エージェントに登録して良いと思ったところだけを使うのをおすすめします。
複数登録する際に、私が実際に使ったおすすめのエージェントはこちらの記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。
自分のペースで転職活動しにくい





前の仕事が激務だったから、少しゆっくりしたいな
マイペースでゆっくりと転職活動したい方には、エージェントは少し合わないかもしれません。
- 応募する企業の選別
- 書類作成
上記に関して「〇〇日を目安にお願いします」
と納期を決められる場合が担当によってあります。
本気で転職したい場合は、サボりにくくなるのでおすすめです。バンド理論です。



未公開求人とかをとりあえず見たいだけなんだよな・・・
と思って使うと、あなたと担当の熱量のギャップがあって「転職エージェントは使いにくい」となってしまします。
私は「絶対に転職したい!」と思うようになってから登録したのでギャップは感じませんでしたが、書類の納期は地味にきつかったです。
おかげで書類作成は早く終わったので、今では感謝しています。
対策:担当を逆にコントロールする



そんなことできるのかよ!
と思った方もいると思いますが、ある程度は可能です。
- 最初に転職したい気持ちのレベルを伝える
- 納期を指定された場合は、はっきりと無理なことを伝える
- 転職サイトを使う
登録の時に転職を希望する時期という項目があるので、できるだけ緩そうな項目を選択しておきましょう。
最初の面談のときに「ゆっくり活動したい」と伝えると尚良しです。
それでも万が一、納期を厳しく指定してくる場合は遠慮なく切ってしまって問題ないです。
また、転職サイトを使うのもおすすめです。
こちらはエージェントが付かず、自分で求人を探すやり方なのでマイペースに活動することができます。
ただし、転職サイトは非公開求人が見れません。
選択肢が狭まってしまうので、できればエージェントを利用するのが良いですね。
内定承諾を迫られる場合がある


無事転職エージェントを使って、内定をもらえた”あなた”!おめでとうございます!



でも年収が希望より低い・・・
内定は貰えても、第一希望でなかったり年収が予想より低いなど希望と違う場合があります。
人生をかけた選択なので、かなり迷うと思います。
良いエージェントならメリット、デメリットを色んな視点から解説してくれて背中を優しく押してくれます。
しかし、自分の成功報酬のことしか考えていない担当だと、内定承諾を迫られる場合があります。
あなたが承諾すれば担当者の成績になるので、やや承諾寄りに背中を押してくるのは仕方ないと思います。
私は脅迫されるようなことは運良くありませんでしたが、稀にそういった担当がいるらしいです。
対策:転職の軸を明確にしておく
対策は、転職活動を始める前にあなたの転職の軸を明確にしておくことです。
転職の軸については、こちらで詳しく解説しています。


その転職の軸と内定を貰った企業とでギャップがあった場合は、担当に何を言われても内定は見送りましょう。
転職の軸は
- 年収を上げたい
- 残業を減らしたい
- 新しい仕事に挑戦したい
など、何か解決したい悩みがあるから転職したいと思ったはずです。
その軸に合っていない会社に転職してしまうと、また不満がでて失敗に終わります。
中々内定が貰えないと焦ってしまい、内定をもらうことが目的になってしまいます。
目的は、今の不満を改善するためだったはずです。
その不満を改善できないようなら、転職する意味はないです。ハッキリと内定をお断りしましょう。
逆に、転職の軸にマッチしているなら転職するべきです。
その判断を担当に委ねるのではなく、自分の軸に委ねることで内定承諾を迫られたとしても、ハッキリと断れる判断がすぐできます。
転職の軸は転職活動をする上で最初から最後まで大活躍するので、絶対最初に作っておくことをおすすめします。
それでも転職エージェントを使うべき理由


ここまで転職エージェントのデメリットを解説しました。
このデメリットを踏まえてでも、転職エージェントは使うべきだと私自身使って感じています。
なぜなら、上記のデメリットは上手く使うことである程度回避することができ、それ以上に大きなメリットがあるからです。
- 非公開求人
- 書類添削
- 面接対策
- 日程調整
- 年収交渉
転職エージェントのメリットは上記で、私はめちゃくちゃ魅力を感じています。



とにかく楽です!
仕事をしながら転職活動すると、かなり忙しくて大変です。
私はエージェントを利用して、書類や日程調整などを丸投げしたのでなんとか駆け抜けることができました。
エージェントを使っていなかったと考えると、忙しすぎて途中で挫折してしまったかもしれないと、振り返って感じます。
エージェントに無料で丸投げできるなら、投げまくるべきです。
転職エージェントに搾取されない方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
転職エージェントはデメリットよりメリットの方が大きい


転職エージェントのデメリットについて解説しました。
- 担当に当たり外れがある
- 自分のペースで転職活動しにくい
- 内定承諾を迫られ場合がある
これらのデメリットは知ってるだけで簡単に対策可能です。
- 複数エージェントに登録する
- 担当を逆にコントロールする
- 転職の軸を明確にする
私は、デメリットを踏まえてでも転職エージェントは使うべきだと考えています。
- 非公開求人
- 書類添削
- 面接対策
- 日程調整
- 年収交渉
上記のサービスを無料で受けられるので、とにかく楽です。
私は転職した後もまた転職活動をしようと思っていますが、絶対エージェントは使います。
エージェントを制する者は、転職活動を制すると言っても過言ではありません。
上手く使って、仕事の悩みから解放されることを願っています。


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