
転職って、どれくらい期間が必要なの?



ブラックで全然休めないんだけど、転職活動できるか心配



今すぐにでも会社やめたい・・・
会社をやめるために転職したいけど、実際にどれくらいの時間がかかるのかわからないですよね。
何社も応募や面接したり、時間的に大変だというイメージを持つ方が大半です。
実は、転職活動は分散と短期集中を組み合わせることで、働きながらでもできます!
なぜなら転職は新卒と違い、自分のペースで進めることができるからです。
私は、20代で転職を2回経験しています。
新卒で入った会社はブラック企業で、毎日夜中まで残業をさせられていました。
そんな環境でも無事内定を貰って、ホワイト企業と呼べるような会社に転職することができました。
この記事では、転職活動をする上で必要な時間を私の実体験を元に解説します。
この記事を読むと、転職活動にかかる時間のイメージが掴めて、スムーズな活動ができるようになります。
結論、転職活動にかかる時間の目安は
期間・・・2〜6ヶ月
週活動平均時間・・・10時間〜
この程度の期間です。
求めている内容によっては、1〜2年ほどかかる場合もあります。
継続して活動しつづけるのはしんどいです。
長期戦の場合は3ヶ月程度頑張る→1ヶ月程度休むのループを繰り返すのもおすすめです。
転職活動のスケジュール


転職活動の大まかな流れは、以下のとおりです。
- 価値観の整理
- 転職サービス登録
- 求人選定
- 履歴書
- 職務経歴書
この流れを1から始める場合、多くの人は6ヶ月程度かかると思ったほうが良いです。
書類がすでに完成していたり、すでに活動経験がある方でも最速で2ヶ月はかかると思ったほうが良いです。
求人はタイミングです。
理想の求人が見つかるまで、焦らずじっくり探すことが成功の秘訣です。
求人探し(目安:1〜3ヶ月)
このフェーズは、1番時間をかけたほうが良いです。
当ブログも、この過程に全集中して記事を投稿しています。
まずは『どうして転職したいのか』が明確じゃないと始まりません。
- 残業を減らしたい
- 仕事内容を変えたい
- 給料をもっと上げたい
これだけでも求人の探し方が変わってきます。
転職活動で最初にやることは、こちらの記事を参考にしてください。
転職の軸という自分だけの価値観が決まったところで、業界や職種を絞っていきます。
求人を探すときはリクナビネクストのような転職サイトで、とりあえず検索してみるのもおすすめです。
しかし、本格的に転職活動を始めるなら転職エージェントに登録するのは必須だと思っています。
私は20代で2回転職していて、どちらも転職エージェントを使いました。
最初はハローワークにも行きましたが、ハッキリ言って時間の無駄でしかなかったです。
今後私がまた転職するなら、絶対転職エージェントを使います。
注意点は、上記で出てきた『どうして転職したいのか』
という転職の軸が全く決まっていない状態だと、あまり相手にしてくれない場合が多いです。
最初の転職に対する想いで、8割が決まるといっても過言じゃないです。
慌てずじっくり1〜3ヶ月程度、特別な事情がない限りは期間を設けましょう。
むしろしっかり時間をかけたほうが、理想の転職の実現に近づけます。
私の実体験「求人探しフェーズ」
私は当時、毎日夜中まで残業していたので『とにかくプライベートの時間を確保したい』という想いが強かったです。
- ライフワークバランスが最優先事項
- 職種は今の経験を活かせるような仕事が良い
- 上が叶うなら最悪年収が少し下がっても構わない
という転職の軸は決まっていました。
軸が決まっていたので、早速求人を探します。
- ハローワーク
- リクナビネクスト
- インディード
上記のような求人サイトで探し始めましたが、なにせ時間がありません。
そんな時に、転職エージェントという求人を紹介してくれるサービスを知ったので、片っ端から登録しました。
リクルートエージェントのような大手を初め、様々なエージェントに登録しました。
おすすめのエージェントについては、こちらの記事を参考にしてください。
エージェントに登録すると、最初に面談です。
面談は基本的に電話などのオンラインです。
夜も対応してくれたので、なんとか仕事を抜け出して面談しました。
- 今の仕事内容
- 転職先の希望(年収や仕事内容など)
- 転職で求めるもの(軸)
このような内容を聞かれるので、伝えていきます。
1つのエージェントに対して、大体30分ほど時間を使います。
私は8社ほど登録して、最終的に使ったのは4社でした。
結果的に、無名のエージェントに登録したのは悪手だったと思います。
エージェントに希望を伝えると、あとは求人を紹介してもらえます。
それをスキマ時間に見ていきました。
希望に近い求人を紹介してもらえるので、時短に繋がりました。
書類作成(目安:1〜2週間)
転職の軸が決まって方向性が決まったら、応募するための書類を作成します。
書類は大きくわけて2つです。
- 履歴書
- 職務経歴書
他にも会社によって求められる書類がある場合があります。
これらの書類は、転職エージェントを利用すると添削してもらえます。
最初は完璧じゃなくていいので、気楽に提出しちゃいましょう。
変なところがあった場合、エージェントがアドバイスをくれるのでそこで修正していけば大丈夫です。
1人で考え続けるよりめちゃくちゃ効率が良いですよ!
私の実体験「書類作成フェーズ」
1番辛いフェーズでした。
良さそうな求人を探しつつ、応募するための書類(履歴書と職務経歴書)を作っていきます。
この作業に慣れていないと、なかなか完成せずに苦戦します。
私は、毎日10分くらいの時間で少しずつ作っていきました。
休みがある場合は、一気に作ってしまうほうが楽かもしれません。
履歴書は志望動機欄がないフォーマットを使用して、使いまわせるようにしました。
悩んでいても先に進まないので、6割ほど完成したらエージェントに見てもらって添削してもらいました。
その時に



書類作りに慣れていなくて、中々完成しません。アドバイスをいただけますか?
と正直に伝えました。
良いエージェントだと、細かいアドバイスをしてくれます。
1人で悩んでる時よりも良い書類を作ることができます!
逆にアドバイスを貰えなかった場合、あまり良いエージェントとはいえません。
ふるいに掛けられるという意味でも、書類の添削は絶対やってもらいましょう。
2〜3人のエージェントに添削してもらうことで、より完璧な書類に仕上がります。
なので、複数エージェント登録はめちゃくちゃおすすめです。
応募
受けたい会社が見つかって書類が完成したら、いよいよ会社に応募していきます。
こちらも転職エージェントを利用すると、会社とのやりとりを全て代行してくれるので楽です。
ポイントは、一気に複数の企業に応募すること。
期間を開けて応募すると、『内定が出た会社』と『返事待ちの会社』のように分かれてしまい、比較検討が難しくなります。
そうなってしまうと、良し悪しの判断が難しくなります。
1週間程度なら待ってもらえる場合もありますが、基本的に内定を貰ったら1週間以内に返事しないとダメなケースがほとんどです。



1社目の内定貰った。けど2社目の方が魅力的で、まだ1次面接なんだよな・・・
会社によって採用スピードが違うので、タイミングがずれることは良くあります。
このような状態になると冷静な判断ができなくなってしまいますので、極力合うようにこちらで調整した方が良いです。
ですので、エージェントに急かされてもなるべく一気に応募することをおすすめします。
面接(目安:1ヶ月)
書類選考を通過したら、いよいよ面接です。
基本的に、平日の昼間に面接する会社がほとんどです。
その時間帯に仕事をしている場合、休まないといけません。
今はWeb面接が主流なので、1日に2〜3社受けることも可能です。
現地面接を指定された場合でも、お願いすればWeb面接にしてくれる会社は多いです。
Web面接や同じ日に複数面接したいという希望は、転職エージェントにお願いして対応してもらいましょう。
また、面接の練習も必須です。
Web面接の場合はカンニングペーパーを見ることができるので、主要な質問はPCのメモなどに書き出して読む練習をしましょう。
面接も転職エージェントにお願いして、練習することをおすすめします。
- 定期的に会社を休まなくてはならない
- 練習しても、時間が経つと忘れてしまう
このことから、面接の期間は1ヶ月程度で終わらせるのがベストです。
2ヶ月以上の期間で応募→面接という流れをしていると、かなりしんどいです。
私は面接を3ヶ月くらい続けて、落ちまくって疲弊した経験があります。
精神的にかなり辛いので、なかなか決まらない場合は休むのも1つの戦略です。
私の実体験「仕事をサボって面接フェーズ」
面接だけはスキマ時間でできないので、仕事をサボります。
私は1社目がブラックだったので、ここが1番苦労したフェーズです。
仮病などを駆使して、なんとか会社をサボって面接に行きました。
何回も同じ理由で休むと怪しまれるので、あの手この手試行錯誤した記憶があります。
こちらの記事にズル休みをする言い訳を紹介していますので、これらを駆使してなんとかサボりましょう。
こちらもエージェント経由で日程調整ができるので、同じ日に面接を入れてもらったりして休みを節約しました。
企業に直接連絡をして



その日は無理ですので、別の日にできませんか?
とは言いづらいですからね。
できるだけ同じ日の違う時間のWeb面接にしてもらうことで、1日のサボりで2〜3社ほど面接をしました。
同じ日にこなすと面接自体に慣れてきて、緊張も和らぐのでおすすめです。
内定
面接を無事終えて、御縁があれば内定がもらえます。
内定を貰った後は、基本的に1週間程度で返事をしなくてはなりません。
他の会社の内定待ちなど、特別な理由があって返事がしにくい場合は転職エージェントに相談するといいです。
あまり長い期間は待ってもらえませんが、可能なら2社内定を貰った状態で決めたほうが納得の行く選択ができます。
退職(目安:1〜2ヶ月)
無事内定が貰えたら、今度は今働いている会社との退職交渉です。
社内の規定がどうであれ、法律上は2週間前に退職申請すればやめられます。
でも、できれば争いなく穏便に辞めたいですよね。
社内規則だと『退職1ヶ月前に申請すること』としている会社が一般的です。
それでも、仕事の状況やタイミング次第でそれ以上に引き伸ばしをされる場合が多いです。
有給消化やリフレッシュ期間を設けることを考えると、少なくとも1〜2ヶ月の期間を見たほうがいいです。
どうしても1ヶ月くらいで退職が難しい場合、転職エージェントに相談するか退職代行サービスを利用しましょう。
ここで折れてしまっては、せっかくの転職活動が水の泡です。
最初に転職の軸を決めておけば、絶対に転職するという強い意思があるはずです。
ぶれない心は、迷いなく退職交渉をすることに繋がります。
1番最初の転職の軸決めは、最後の決断にも大きく影響してきます。
面接フェーズは短期集中した方が成功しやすい


ここまで、転職のスケジュール感について解説してきました。



こんなたくさんの作業を仕事しながらできるの?
そう思った方もいると思いますが、私が実際にやりとげた方法も合わせて解説したので参考にしてください!
面接は特に会社をサボる必要があるので、ずっと継続していると大変です。
求人探しや書類作成はスキマ時間にできます。
そこで少しづつ情報を集めて、「これだ!!」と思った求人が何個か出てきたタイミングで一気に方を付けてしまうのが楽ですよ。
私も実際に2ヶ月ほどかけて面接を10社以上受けましたが、全部落ちた経験があります。
これ以上面接に行くのは厳しいと感じて、1度応募するのをやめました。
半年ほどかけて転職の軸を見直した後、再度面接に望んだら内定を勝ち取ることができました。
結果的に、半年休んだことは正解だったと感じています。
何社か落ちてもあまり落ち込まずに、1度休むこともおすすめします。
焦らずに少しずつ進めることが結果的に効率が良い


転職活動をする上で必要な時間を、私の実体験を元に解説しました。
- 求人探し(1〜3ヶ月)
- 書類作成(1〜2週間)
- 面接(1ヶ月)
- 退職(1〜2ヶ月)
というスケジュール感で進めていくのが、理想の転職活動です。
その中でも、特に求人探しのフェーズ(転職の軸決め)が1番大切です。
当ブログではこのフェーズに特化して解説した記事を投稿していますので、参考にしてくれたら嬉しいです。


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